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対談者 王子ペットクリニック 重本 仁

大切な『家族の一員』の
   健康を守りたいから


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近年、動物医療はめまぐるしく進歩しています。当院では質の高い医療を常に提供
できるよう努力していきます。家族の一員、伴侶動物達が心身ともに健康に暮らし
ていけるよう、小さな患者さん・飼い主さんにも優しい医療を心掛けています。


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鳥澤会長 先生は王子に来られてどれくらい経つのですか?

重本院長 そうですね、3年半くらいになります。開院したのは平成18年8月6日です。

鳥澤会長 私の飼っている犬も大変お世話になっていますが、こちらではどのような動物を主に診ておられるのですか?

重本院長 基本的には犬や猫になりますが、フェレットやウサギも診ています。昔はインコなどの鳥もみていましたが、問診だけで2時間掛ることがあるので、現状では診なくなりました。

鳥澤会長 なるほど。犬や猫の病気の原因は、人間と同じなんですか?

重本院長 人間と同じ癌や糖尿病など、たくさんあります。治療法が人間とまったく同じというものもありますし、違う病気もあります。

鳥澤会長 では、犬や猫の現代病にはどういったものがありますか?

重本院長 人間の三大疾患である癌や心臓病、腎臓病は確かに増えてきています。これは動物の種類、あるいは遺伝性と関連があります。

鳥澤会長 雑種の方が病気になりにくいと聞きますけれど。

重本院長 そうですね。ミックス犬の方が罹りにくいです。人間が品種改良で造った種類の犬は病気になりやすいです。しかし、医療技術やフードなどの目覚ましい発展とともに、動物も長生き出来るようになりました。明確に現代病としての位置づけはしていないのですが、やはり老年化によって生活習慣病に似たものが症状として現われてきています。

鳥澤会長 われわれは、整体術で東洋医学的なものを取り入れているのですが、犬猫の治療としても東洋医学を取り入れたりはするのですか?

重本院長 当院でも鍼灸治療は行ないます。特に椎間板ヘルニアなどになってしまい、足が麻痺してしまったワンちゃんにすることが多いです。実際に痛みも緩和されますし、効果は良いと思います。動物専用のものは少ないのですが、漢方薬を使う先生もおります。

鳥澤会長 漢方薬ですか!動物にも使うことがあるんですね。人間の病院で漢方薬を処方する所が増えているように、動物病院でも積極的に処方してくれるようになると面白いですね。ところで、ペットを飼うことで飼い主が主に気をつけないといけない事は何ですか?

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飼い主さんは彼らのお父さん・お母さん

飼い主さんと獣医師が話し合い、理解・納得して、
共に協力して治療を進めることが最善の治療法。


重本院長 ペットは喋ることが出来ないので、特に日頃の食欲や便や尿の状態を確認することと、毎日、口の中をよく見てあげたり、身体を触ってあげたり、元気や食欲をチェックしてあげてください。異常に気がついたらすぐに動物病院につれて行くことが大切です。

鳥澤会長 私は飼い犬を散歩に連れていくと、感染症がこわいので、外に出さないようにしてしまうのですが、その点はどうなんでしょうか?

重本院長 確かに家の中に居るより、表に出た方が、感染症には罹りやすいと思われますが、ワクチンを打っていれば心配しなくても良いと思います。また、ノミ予防をしていないと、ノミをうつされてしまうこともあるので注意しなければいけません。

鳥澤会長 ノミの心配ですか!犬の病気は本当に心配で、私の犬も重本先生に手術をしてもらって本当に助かりました。先生は手術の経験が相当に豊富だと思うのですが、どれくらいになりますか?

重本院長 そうですね。王子に来る前に、他で手術を任されていました。やはり犬と猫専門の所で、1日4件の手術をすることもありました。子宮の手術や異物を飲み込んでしまったものを除去する手術が多かったように思います。

鳥澤会長 手術の中で一番、難しいと感じる手術は何ですか?

重本院長 現在、門脈シャントっていう手術に着手しております。門脈シャントとは、肝臓に行くべき血液が門脈に出来たシャント血管によって肝臓までいかず、血液を無毒化することが出来なくなってしまう病気です。非常に難しい手術です。特に、高度な麻酔技術も入ってくるので、難しいと感じます。

鳥澤会長 それは非常に難しい技術なんでしょうね。日々進歩する新しい技術を取り入れて、命あるものに対して実践していくということは大変なことですね。

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重本院長 はい。

鳥澤会長 重本先生の獣医としての信条をお伺いしたいのですが。

重本院長 そうですね。一つ目は、動物の病気を治すだけではなく、飼い主さんが動物と幸せにくらしていくための助けになりたいといつも思っています。病気になったときだけ病気を診て、動物自身や飼い主さんを見ないような治療は絶対にしないようにします。動物の苦痛を和らげてあげるとともに、飼い主さんがどのような治療を望んでいるかということを十分に話し合って、お互いの理解を深めた上で、治療を進めていくことが大切だと思います。二つ目は、初心を忘れずに、心をこめた治療をするということです。どれだけ動物、飼い主さんの立場に立って考えることが出来るか。それを忘れてしまっては良い治療は出来ません。大切なペットの命を、私たち動物病院に預けてくれていることを真摯に受け止め、全力で治療に臨んでいます。そうすることで、ようやく飼い主さんと動物病院との信頼関係が築かれていくと思われます。三つ目は、いつでも向上心を持って勉強を続けるということです。医療は目まぐるしく進歩しています。獣医療の世界も例外ではありません。生涯、勉強をしていくものだと思い、常に新しい情報を入れるようにしています。うちのスタッフ達も、治療に関しての情報を新しくアップデートするようにしています。またディスカッションを繰り返したりして勉強を身につけるようにしております。日々の勉強の積み重ねにより、飼い主さんにも良い治療法を提示出来るようになると思われます。

鳥澤会長 こちらの先生方の姿勢、熱意がお世話になっている我々の側に充分伝わっています。先生の三つの信条は、我々整体術師にも常に求められていることです。直営の療術センターに通って来られる患者様たちに伝えることが出来ているか、今日のお話を基に、各療術センターの院長達に問いかけてみたいと思います。では最後になりますが、先生にとって獣医とは何でしょうか?

元気でいて欲しいと願う気持ち
と、動物自身の病気の治療。両方
に応えられる獣医師を目指して。


重本院長 一般には獣医師とは、犬や猫など動物に対して診療行為を行なう者を指しますが、実際はそれだけでは言い表すことは出来ません。動物たちは、当然ですが一人で病院に来ることは出来ません。必ず、その子を元気にしてあげたい、あるいは、いつまでも元気でいて欲しいと願う『人』と一緒に来院します。病気を治すのはもちろんのこと、連れて来てくれた飼い主さんにも満足していただき、幸せにするということが私達、獣医師の仕事だと思っています。そういうことが一番に喜ばれることでもありますし、僕らの目指すところでもあるのではないかと感じています。当然に、治療がメインになることは否めないのですが、最新治療とはいっても良い治療とは限らないのも事実だと思います。

鳥澤会長 そのように考えていただいていることは、我々飼い主にとって、本当にありがたいことです。飼い主側も自分たちの気持ちを伝えることが出来るように心掛けておかなければなりませんね。飼い主にとっては偶然を超越した何かの縁がないと、なかなか良い先生には巡り逢えないと思いますので、私は本当に良かったと思います。これからも宜しくお願い致します。今日は、このような時間を設けていただきまして、ありがとうございました。

重本院長 こちらこそ、ありがとうございました。

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( 平成二十一年 七月 三十日 対談 王子ペットクリニックにて )
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プロフィール

鳥澤 悟道

Author:鳥澤 悟道
株式会社リヴァイヴ
代表取締役 鳥澤 哲男

●東洋カイロプラクティック
 専門学院 学院長
●東洋カイロプラクティック
 直営療術センター 総院長
●東洋カイロプラクティック師
 協会 会長
●予防医学推進 悟道会 会長
●健康アナリスト
●上海中医薬大学気功研究所
 修了
●臨床催眠療法師

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