スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『諸行無常の大過をもって 魂磨く』

 ある辞書に、諸行無常ついて・・・「この世の中のあらゆるものは変化、生滅してとどまらない」「この世のすべてがはかない」と出ていた。

 この度の東日本大震災では、筆舌に尽くし難い千年に一度ともいわれる『大過』が起きてしまった。当学院卒業生の何人かが地震や原発によって被災し、当学院の仙台2ヶ所も被災した。
 古代中国では『大過』のことを、最善な状態の次には悪いことが起こり、最悪な状態の次には善いことが起こると説いている。
 『大過』は渾然一体(こんぜんいったい)となって襲ってくると考えられる!

 ・・・3月23日だったろうか?やっと東北自動車道が全線開通したと聞き、早速、仙台へ行く手筈をつけるよう指示したが、ホテルや旅館、レストラン等も一切営業しておらず仙台ではガソリンの供給も難しいという。
 新店舗探しのため食糧を準備し、苦肉の策により3月25日早朝夜行バスに乗って仙台へ向かった。帰りはその日の夜行バスに乗り翌朝東京駅に着いた。

 仙台ではスタッフを伴って多賀城市内を見て回ったが、テレビで見かける戦後の焼け野原のようで、・・・信じられない無残な光景を目の当たりにした。
 本当にこの日本の地で起きているのか・・・いまだに信じられない! !

 この大震災は、わが学院にとっても最大の危機になるかもしれない?
 1週間後、移転のための新店舗が確保されたため、食糧とガソリン準備も万端に、理事長を乗せ早朝車を運転して仙台へと向かった。ホテルなどはまだ営業しておらず、帰りは翌朝もどるという強行軍であった。こんな想いは、二度と経験したくないものだ。

 考えてみれば、アメリカのリーマンショックによって始まった世界的な金融危機と経済不況、日本政治のねじれ国会、・・・その最中、東日本大震災と大津波、福島原子力発電所の爆発による放射能汚染、日本がかつて経験したことのない三重苦となった未曾有の『大過』が、正にこの日本に起こってしまった!!歴史を振り返れば、原発は戦後、アメリカと日本で取り交わした国策という。必要悪とするならば何ゆえ、期限付き条件をもって原発を利用しなかったのだろう?
 しかも唯一の被爆国である・・・、恐ろしさを知っている日本が!?

 しかし・・・、日本はまだ捨てたものじゃない!
 復旧復興に向けた炊き出しや支援物資・義援金などが、一般の方々から芸能界・スポーツ界・経済界から届いたり、世界各国からの支援やメッセージなどの情報も入り、感動と感謝で涙することが多い。その中でも驚いたことに、台湾から160億円もの支援金が送られて来たという。
 ボランティアを募集すれば定員を大きく上回り、多くの若者も参加する有志が集まったという。
 ちなみに、仙台のスタッフも、避難所へ出向き無料整体術を行なっている。

 小さな子供からお年寄り、障害を負っている方々、妊婦、結婚を間近にした若者、家族であるペット、農産物・海産物・畜産家・酪農家が被害に遭い犠牲となった・・・、時間が経つごとに悲惨な現実があからさまになってきた・・・。
 ・・・孤児となってしまった子供たち、親や兄弟を失った人たち、原発による被害等々、死者や行方不明者は数万人を超えたという。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 振り返ってみれば・・・、これまでに起きた大企業の倒産や合併、政治不信、就職難、はたまた3組に1組の離婚率、親族間の殺傷事件、無縁な者による通り魔事件、学級崩壊、学校に対するモンスターペアレンツ、PTSD(トラウマ/心的外傷ストレス障害)やうつ病の増加、地球温暖化による異常気象・・・等々の異常事態、あらゆる出来事がある。これらは特に、先進国で増加しているという。

 どうしてしまったのだろう・・・?
 これらの事態はいったい何処から来るのだろう・・・?

 古代中国思想に、宇宙のすべてのものには陰陽があり、陰陽はいつまでも同じ状態ではなく絶えず変化し生滅(ゼロにはならない)するという。
 陰の中には小さな陽が含まれ、陽の中には小さな陰が含まれ、陰は陽に変わり、陽は陰に変わるという・・・変化と生滅を表している。その仕組みを「大極図(図1参照)」が物語っている。
故に、宇宙や地球は「陰陽理論」や「因果の法則」から・・・ある種の力が加わることによってあらゆる事態を誘発する。


 『諸行無常』の観点からは・・・天災や人災に関わらず、変化や生滅は万物に与えられた「天命」というべきものであるという。
 それゆえ、事も無げに無差別に女性・幼児・お年寄り・・・等々、たとえ善良な人にでも不幸のどん底にある人にでも、何のためらいもなく命を奪ったり破壊したりする「宿命」が潜んでいる。

 これらの出来事は悲惨で無念の極みであるが・・・「明日は我が身」と言われるように悔しいけれども、私も含め、例外なく誰にでも起こりうることであると覚悟しなければならない!
 仏教における『諸行無常』は「三法印(さんぼういん)」の一つで、他の二つには、「諸法無我(あらゆる事物には、永遠不変な本性である本来の性質の我がない)」「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう/悟りが絶対の静けさである)」・・・とある。

 ・・・われわれがとるべき姿勢は、起こった事態をどう受け入れ、どう考え、次にどうつないで行くかであろう・・・。
 ・・・心構えや想いは、必ずや未来につながって行く!!

 宇宙は常に進化して行く!
 魂も常に進化へと向かって行く!

 進化の心構えと不動の覚悟が己を開く!!
 『諸行無常の大過をもって 魂磨く』

shogyou.jpg

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カテゴリ
最新記事
プロフィール

鳥澤 悟道

Author:鳥澤 悟道
株式会社リヴァイヴ
代表取締役 鳥澤 哲男

●東洋カイロプラクティック
 専門学院 学院長
●東洋カイロプラクティック
 直営療術センター 総院長
●東洋カイロプラクティック師
 協会 会長
●予防医学推進 悟道会 会長
●健康アナリスト
●上海中医薬大学気功研究所
 修了
●臨床催眠療法師

最新コメント
お買い物リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。