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対談者 地球交響曲 監督 龍村 仁

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Profile----------------
監督 龍村 仁
1940年生まれ。京都大学文学部美学科卒業後、63年NHKに入局、74年同局退社。インディペンデント・ディレクターとしてドキュメンタリー、ドラマ等、数多くの作品を手がける。92年よりドキュメンタリー映画「地球交響曲」シリーズを公開。2000年春、龍村仁事務所を設立。「地球交響曲第一番~第六番」まで、のべ230万人にのぼる観客強調文の動員を果たしている。2010年、最新作「地球交響曲第七番」が完成し、7月より公開されている。

映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』とは、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に基づき、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。

http://www.gaiasymphony.com/

地球(ガイア)の声が、きこえますか。

鳥澤会長 今日はお忙しい中、ありがとうございます。よろしくお願い致します。

龍村監督 よろしくお願いします。

鳥澤会長 監督の前身というのは、どんなお立場だったんですか?

龍村監督 兵庫県の宝塚で生まれて、中学出るまで宝塚にいました。高校大学は京都で、京都大学。子供の頃からラグビーをやってたんですよ。父の兄弟がみんな選手でして、高校時代もちょこっとやってたんですが、大学入ってからは本格的に。

鳥澤会長 京大ですか。

龍村監督 当時すごく強かったんですよ。大学でラグビーをやっていたわけですが、大学の3年くらいの時に、やっぱり私の天職は映画だろうなと思ったんですよね。

鳥澤会長 天職だというのはどこから来るのですか?

龍村監督 私は9人兄弟姉妹。一人だけ亡くなりましたけど、親父も祖父も有名な織物作家で、子供の頃は非常に厳格な日本的教育の中で育ちましたね。卒論の締め切りが1月15日だったんですが、ラグビーやってるから、早慶明と最後のシーズンで対抗しないといけない。早稲田に勝って慶応とは3点差で負けて、明治にはこてんぱんに負けて。それが5日に終わって15日が卒論締め切りでしょ。そんなんでしたから、「あなたの出身校はどこですか?」と聞かれたら、やっぱり「京都大学ラグビー部」なんですよね。だけどまあ、同時に勉強の方も好きでしたから、美学・美術史、哲学科出なんですけど、そこで勉強していて、映画を撮りたいと思ったのは、私の兄弟姉妹たちが絵描きや音楽家だったりするものですから…。

鳥澤会長 環境に触発されたとか?

龍村監督 映画というのはメディアとして絵画的なもの、言語的なもの、そして音楽的なもの、この3つの組み合わせでしょ?亡くなったイタリアに行ってた弟なんかは、小さい時から抜群に絵がうまかったから、私はこいつには絵ではかなわない。それから一つ上の姉はボストンフィルに留学してたりしてましたから、音楽的なことでいうと彼女もちゃんとやっているからすごいでしょ。一番上の姉は日本画家だし。私自身はどれをとっても一つ一つは、姉や弟に敵わないけれど、みんな大好きで全体的には優れた才能がある。才能というは、いい悪いの問題じゃなくて一人一人の人間、自分自身に才能がある。それを見てると、絵にしろ音楽にしろみんなそれぞれに専門に才能がある。そして大学3年ぐらいの時にある一本の映画を見て、ああ、私はこの仕事だなって思ったわけなんですよ。普通の人に特別なことができるっていうことが人間の素晴らしさ

強調文普通の人に特別なことができるっていうことが人間の素晴らしさ

龍村監督 結果的に見て、この人はこんなすごいことを成し遂げたというのが何だろうかなと考えたら、そこに共通部分が現れる。自らを知る、というか自らのために必死にある方向に向かっていって、ここが限界だと思って、これ以上超えられない、もう必死で全てを尽くしても超えられないという限界にぶちあたって、ああ、もうダメだなって思って、じゃあもういいやと明け渡した瞬間に、ポーンと限界を越えるわけですよ。そういうような意味では全員共通なんです。何をみんなが言うのかっていうと、私がこういうことができたのは、私個人の力だけではないということ。自分自身努力し、自分自身に向いていると思われる道を突き詰めていった結果として突然ぽんと普通の人ではありえないようなことをやっちゃったりするから、そこで人間はすごいなって思うのです。
一つわかって百わからなくなる。そしてもっとわかりたいと思う。

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一つわかって百わからなくなる。そしてもっとわかりたいと思う。
鳥澤会長 中国の密教の方が言っていたことで、山に登るのに頂上に行ってはいけない、8合目で我慢しろという話があるんですけど、監督としてはどのように解きますか?

龍村監督 腹八分目となぜ言うか、ということと同じことなんですよ。100%腹をふくらませるとか、150%くらい食べちゃうとか、これは病気になる元です。2割足りないという状況の中であとの2割をなんとかしなきゃなと、これまでの方法だとあとの2割はエネルギーとして出てこない。でも必要なんです。そうすると今までじゃない何かに一歩踏み出す。結果はわからないけど踏み出していく。

鳥澤会長 2割残すことに大きな意味があるわけですね。

龍村監督 そう、2割足りないということがいいことなんです。普通みんな頂上まで欲の部分を8合目でおさえたから、次があるし、8合目でおさえることによってイマジネーションとしての100%が現れるということがある。かと言って、じゃあ天辺登ったから悪いのかといったら全然そうではない。頂上に行ったら頂上に行ったで素直に、頂上でしか感じられない何かが入ってきますから。ただし8合目の我慢をするっていうのは人間なかなかできないから、そうしなさいという教えがあるだけなんです。だからあんまり「…ねばならない」「こうしたらダメ」とか言わない方がいいんですよ

変えられないことを受け入れる落ち着き、変えられることを変える勇気。

龍村監督 地球的規模の何かが起こってきて、それをどうしたらいいのっていう話になった時に、うろうろパニック状態になって、ああでもない、こうでもないとやっているうちにそれこそ本当死んじゃうよ。人間の寿命だけ考えてみると、なんで全部死ぬように設定されているのか。死はちゃんと宇宙的に設定されていて意味があることなんだよね。それを死にたくないとか、あるいは年をとっていくのに肌だけ昔のようにツヤツヤしていたいとか、そんなことを一生懸命やっている。そんなことにとらわれていたら、人類全体がパニック状態に。だって生かされている感覚がほとんどないんだから。宗教改革のマルティン・ルターの言葉で、変えられないことを受け入れる落ち着き。2番目があって、変えられることを変える勇気というのがある。落ち着きが必要だけど勇気がいる。その次は何かというと、その二つの違いを見分けることの出来る知性。何を受け入れるべきで、何を変えるべきか。変えようとするっていうことは、今までの自分を捨てるわけですから、そういう意味で一歩踏み出すのは勇気がいることなんですが、一歩踏み出してみたらいかにそれが豊かでまた新しくわくわくするというのがあるから次へ続くわけですね。

鳥澤会長 陰陽の世界ですね。

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龍村監督 そうそう、陰陽の世界ってそういうこと。人間にだけある特徴は、その二つの違いを見分けられるってこと。


ヘルシーエイジング

鳥澤会長 監督の健康法は何かありますか?

龍村監督 バランスを整えるということですよ。私はラグビーをやっていたせいで左肩が折れたままなんですよ。これは40過ぎに折ったんですけど、日本の最高のスポーツ医学のお医者さん3人に診てもらって3人とも診断が同じ。折れた直後にギプスはめてじっとしていればついたかもしれないんだけど、折れた二日後に私はヨーロッパにロケに行かなければいけなくて、ギプスはめたら誰かの補助がなくては洋服着替えられないので、折れてたのにギプスはめなかったんです。取り外しできる簡易的なものを持っていきましたけど、帰ってきたら折れた場所が、一番動くところだから、骨は再生能力を発揮しようとするんだけど骨にならないで軟骨のぐじゅぐじゅになってしまっていた。それがものすごくアンバランスで気持ち悪いのと、やっぱり変なので、ある年の正月に入院して、もう一回ここを切開して、軟骨になっている部分を取り払って、新たに折った状態をつくった。それで釘を打ち込んで留めたんですが、折ってからかなり経っていますし、年のせいもあるのか、骨の再生能力も時間的に衰えている上、自転車に乗ってて電信柱にコンと肩を当てたんですよ。そうしたらボキッと折れちゃったんです。その後お医者さんに診せたら、もうこれは付かないから、折れた状態でいってくださいと言われました。ここから重要なのは、土台がひずみになってるでしょ。歪んでいる土台をちゃんとすれば循環が良くなってすぐ良くなる。だからといって、土台が歪んでいるんだから、安定状態をずっと持続させるためには筋肉とかいろいろいるわけで、そうはいかないから、逆の言い方をすれば、今の私の体の正しいバランスの状態はなんだって言うと、折れた状態の方が正しい状態にならざるを得ない。

鳥澤会長 機能がそのようになってしまったんですね。

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龍村監督 そうすると何が起こるかって言うと、明らかに折れているわけだからアンバランスになるじゃないですか。当然のように別の箇所に弊害が出てくるわけですよ。腰だったり背骨だったり首だったり。その状態でもバランスがとれる、すぐ崩れるんだけど、その状態でバランスがとれるような骨の修正というのを、私はやらなきゃいけない。たまたま私の弟龍村修は龍村ヨガの指導者です。彼と私はここからどうするか話し合って、ヨガを基にした修正方法を実践している。でもそれは直後がいいだけですぐ崩れるという意味においては常に繰り返さないといけない。と同時に、そういう体験を通してわかったのは、例えば首とかおかしくなったとして、この首だけ治せばいいという問題ではないということです。どこかでつっかえているなという感覚が体感的にあった時に、ヨガのポーズというのは、そのポーズをとることによって、ある場所に滞りがあることが感じられ、そこを自覚的にあるポーズをしながらゆるめていくという、そういう意識の基に体を形作ったり動かしたりする。そこで次に何が出てくるかというと、その滞りが消えた時その歪んだ状態は別の場所に移っているわけです。そしてその歪んだ状態でまたバランスをとっていく。今回の七番で一番重要なことがありまして、ある健康状態というのは外在化されたデータによる基準であなたはダメだとかいうのは違うんです。むしろ一瞬一瞬に正しいバランスにとりなおしていって、崩れるのが当たり前だし、常に崩れてはバランスをとりなおす。健康は何かというとバランスとることであって、100m10秒で走れたものが30秒くらいかかったっていうことがダメになったっていう考え方ではないということ。その時の体のバランスの中で30秒かかったら、それは早い人が10秒で走ったのと全く変わらない価値を持つのです。70過ぎてからは、このバランスで最高のバランス調和状態を保つことを考えないと。生命体としてガイアが与えてくれたバランスだったらもう私はこの世を去っていいバランスじゃないかな。人工的なものも含め西洋医学的な薬はめったに使いませんけど、そういうのに世話にならないといけない時は使いますが、基本的には自らの中に存在している自然治癒力をいかに活性化させるかという発想の基にいろいろやっています。きっと鳥澤会長がなさっていることはそういうことだなぁと思います。その人がその人の中で自分の歪んだところがでてきても、それを自らある程度まで癒すことができるというものなんだけど。

鳥澤会長 アンドルー・ワイル氏の統合医療、我々の気持ちも一緒なんですよ。

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龍村監督 七番では、身体性の叡智みたいなこともありますし、全体の大きなテーマを一言で言うなら「自発的治癒力」。アンドルー・ワイル氏が全体的なコンセプトを言ってくれていると思います。
鳥澤会長 我々にも共感するところがたくさんあります。我々の東洋整体術も、バランスを整え、体液循環を正常化させ、「自発的治癒力」を高めることにあります。すばらしい映像、音楽、珠玉の言葉の数々をぜひすべての患者様、協会員の方々に見て頂きたいと思います。本当にありがとうございました。

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♦龍村監督の作品紹介
地球交響曲は第6番までDVDになっています。








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プロフィール

鳥澤 悟道

Author:鳥澤 悟道
株式会社リヴァイヴ
代表取締役 鳥澤 哲男

●東洋カイロプラクティック
 専門学院 学院長
●東洋カイロプラクティック
 直営療術センター 総院長
●東洋カイロプラクティック師
 協会 会長
●予防医学推進 悟道会 会長
●健康アナリスト
●上海中医薬大学気功研究所
 修了
●臨床催眠療法師

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